朝の三時に起きて、八時になろうとする今、昼寝をするために横になっている、もう眠い、視線を感じる、そう、ぼくはエレベーターに乗るところだった、カツサンド、ハムサンド、それは帰りの電車で、ぼくは不眠状態だったか、ぼんやりしていて、プラットホームに立っていた、ぼくは少し目をつむっては目を開けてこの画面を見て、文字をちょこちょこと打ちながら、眠いと思いながら考えごとをしたり、しているふりをしたりする、誰のためでもない、誰かのためであるというはずもない、ただ眠たいだけ、もうまもなくぼくは死ぬように眠るだろう、あと数秒もあれば眠ってしまえるかもしれない、だが対抗して指は動かしている、体の内側がおかしくなっている、構うことはない、なにものからもの束縛から解放されている、この眠けの状態に、少からず感謝をしている、なぜなら、それは分からない、大して眠くもないのか?また目をつむってみる、今度はさっきよりももっと長く、浸水するように、ぼくは泳げない、夢の中で逃れられない、そんなことは分かっている、もう同級生たちには会えない、不適切な注意を受けても仕方がない、魅力というのはそういうところから生まれる、どういうところか、このままいけば眠りながら書くということもできるかもしれない、通勤電車に揺れない、思いはそのまま浮かび上がって弾け飛ぶ、ぴしゃって音がする、終わりの合図だ、そう思って、「公開」ボタンを押す、ということで。