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 クローゼットの中の本を整頓した。押入れは3段になっていて、1段目に敷き詰めてある。高さ2メートル、横4メートル半。文庫本約1000冊の中から、これから読みそうな本を手前に出しながら、読まなそうな本を背表紙が見えるように並べていく。途中から敷き詰めていく。すこしでも本と本に隙間があると本が波打つように倒れる。それが5列。その上に、また敷き詰めていく。手前に出しておいた、これから読みそうな本はその2段目の手前側に並べていく。950冊ほどがその2段に収まる。あとの50冊ほどと単行本約30冊は、さらにその上に、ふつうに平積みし、その手前に新書約30冊を文庫本と同じように並べていくと、ちょうど2段目の奥から3列分がほとんど埋まり、手前2列の、これから読みそうな本だけがよく見える。

 クローゼットの扉は壊したので本は大きな長方形のダンボールを半分に切ったもので覆っている。すぐに読むだろう本は机の背にその一部のように置いた小さめの本棚に並べてあるけど、本棚に並べてある本は背表紙だけだけどしょっちゅう見るから読んでいなくても飽きて、たまにクローゼットの中の本と交換する。
 何を読むか分からない。
 近くのブックオフで月に数冊本を買うから、本はどんどん増えて、たぶんそのうち全部読まれてゆく。
 本や、それ以外のことでも、読むことで感じたり考えたりしたことを誰かがふれる(この場合読まれる)可能性があるといいなと思って、このブログを作りました。(ただ書くことによって人々の意識につながるということは、信仰なので)ポール・オースターの幽霊たちを読んでから(途中で読みやめたけど)部屋の大きな窓のカーテンを全開にして、誰かに見られるかもしれない部屋で暮らしてます。もっとも、向かいは壁ですが。

 毎日散歩を兼ねて写真を撮りに行くので、そのことも書くと思います。