2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『カラマーゾフの兄弟』と『建設現場』

『カラマーゾフの兄弟』を読んでいる、面白いが、どんな感想が書けるだろう、上巻を180ページ読んだところだ、フョードルが道化を演じてスキャンダルを起こし終えた場面。ここで分析をしてみるか?しかしそんなことをしたことでどうにもならない、今のと…

調子が悪い。午前中に『カラマーゾフの兄弟』を読みすぎたからかもしれない。ぼくはわたしだ、わたしはあなただ、だからぼくは死なない、と小説の中で書いたからかもしれない。『灯台へ』を読んでいるときは心理と自然描写を書いていたが、『カラマーゾフの…

眠くてあと数分で眠るだろう、それまで見たことのある河川敷を通って、テレビに映ります、気温の変化に耐えることができなかった虫たちは死に、

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を読み始めた。ぼくは体調によって読める小説と読めない小説があることがこの数日で分かってきた、ガルシア・マルケス『族長の秋』は読むことが難しい、名詞的な言葉の塊が次から次へと押し寄せて、頭が破裂しそうに…

ここのところ考えていることを書いてみようと思う、といってもまとまりのあることを考えているわけではない、そもそも何も考えていないのではないか、こうして書き出してみるまで何か考えたことが浮かび上がってきてはいない、それでも書くことができる、何…

ベケット『モロイ』

ベケット 『モロイ』について、ぼくは何かを書けるだろうか、持っているのは30ページ分だけ、それを何度も読み返している、何度読んでも分からないところは分からない、ただ文体が体の中へ波のように入り込んでくる、ベケットを理解するには、ベケットのよ…

何かのせいではなく、考えることをしていなかった、考えることができていなかった、ツイッターとブログで、リハビリするように考えることを始めている、でもまだまだで、もっと越えていかなければならない、ぼくは今眠い、でも書くことが好きだし、書くこと…

ガルシア・マルケス『族長の秋』

ガルシア・マルケス『族長の秋』を読み始めている、感想を書くほど読んでいない、それでも感想を書いてみる、間違ったことやずれたことを書くかもしれない、後になって全く無意味だったということにもなりかねないが、それを踏まえて書く。ぼくは『族長の秋…

季節の変わり目は懐かしい、小学生の頃や中学生の頃を思い出す、そんなに時間は経っていないかのようだ、でも鮮明には思い出さない、ぼんやりとしか思い出せない、昔はそうではなかったはずだ、いつからこうなったのか、いつから、ぼくはこうなのか、今のぼ…

眠くなってきました、昨晩は眠すぎて書けませんでした、これから何を書きましょうか、あくびをしては涙を流しています、ほんとうに眠気は来ているのか、試しに目をつむってみる、エスカレーターに乗っている、ぼくは一人ではない、待っているのはぼくだ、で…

村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』

村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』がもう少しで読み終わる、読み終えてから感想を書くべきかもしれない、だがわたしはそれに従わない、なぜならただなかでいる方が分かることがあるからだ、読み終えると俯瞰してしまう、俯瞰すると…

朝の三時に起きて、八時になろうとする今、昼寝をするために横になっている、もう眠い、視線を感じる、そう、ぼくはエレベーターに乗るところだった、カツサンド、ハムサンド、それは帰りの電車で、ぼくは不眠状態だったか、ぼんやりしていて、プラットホー…

もう眠い、半分は気がふれそうで、もう半分は眠い、目をつむって、じっとする、不快な感触が体の内側にある、それをどうにか追い払いたい、やはりこのまま眠るしかないのか、そこまで悪くはない人たちが捕まってしまう、眠気とのたたかいだが、果たして勝つ…

ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』

ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』の感想を書いてみる、といってもまだ100ページを読んだところだ、ぼくは感想や批評を書くために小説を読んでいない、ましてや要約する気などさらさらない、ぼくは小説を書くために読んでいる、ということができる、だから…

ぼくは、いま、なにもしていない、ねむい、とだけおもっている、というよりかんじている、はなびたいかいにいったときのことをおもいだしている、もうちゅうがくせいになって、すっかりはなすこともなくなったいとこのおんなのこ、はなびたいかいにいくとち…

いつものことだ、また眠気はやってきて、家が壊されようと、わたしのまぶたは閉じてゆく、それでも指はなんとか動く、それは奇跡のようなものかもしれない、気がふれないように気をつけること、緊張しないこと、眠気に身を任せながら眠気に対抗すること、そ…

眠気の中に不快なものがある、それを発散しようと起き上がる、でも体は動かない、思いは動くか、思いは分散しているようだ、ぼくはまた歩きたかった、でも少なくともあと数年はなにもできないだろう、こうして書くそばからこぼれ、拾おうとしても手が動かな…

さて、眠りそうです、でも、顔を上げて、書いてみようと思います、ぼくは書くことについて書くのも読むのも好きです、神保町街ですか、本をあさって、剥くように読みます、それから先のことは、紫の花が咲き乱れていることしか、確かなものはありませんが、…

いつか見る夢、その夢を辿ろうとする、景色は外郭だ、見とれるものは誰だ、アウェイで暮らすのはどうか、巻き込まれてしまったなら仕方がない、あらためて対策を練ることにしよう、なつかしい道、この道も、やがて焼却される、病気のせいではない、すぐにも…

また眠気がやってくる、いつものことだ、夢を見る、その夢はあなたたちとつながり、時間となる、それにしても、こういつも襲われるようじゃ、いけない、抵抗することはできるか、抵抗したところで何になろう、手足はまだ動く、食べ物は食べた、錯乱した文章…

肉が朽ちてゆく、首から血管がコードのように垂れる、無意識で行われていることに口出しはしない、懐かしい女性に食べられたい、どんな形でもいい、そして太鼓を叩きたい、あの頃のように、そこで歯痛が邪魔をする、自分のテリトリーを示そうとする。

おじけづくな、昼間のことを思い出せ、集めていた亡き骸が宙に浮かび上がり、太陽光を浴び、からからになっても、いいではないか、その方が、ぼくにとってはふさわしい。でもぼくはぼくではなく、投げつけられた絵の具のようで、ひとたび向かい合えば、たち…

眠る前のひととき、それが今日も訪れた、また誤解がなければいいが、何はともあれ知ることは少ない、思えばいつもそうだった、木がのこぎりで切られる音がする、目を逸らそうとしても結局見えるものはそこにある、ぼくはなにを書いているだろう、なにも求め…

存在

ほんとうの存在ではない、うその存在だ、でも文字にして書くと同じようになる、それならその存在でもいいのか、それではだめなのではないか。

眠る前のひととき

さて、この時間がやってきた、ぼくの意識はもうろうとして、なにを、とか、どのように、ということがなくなる、あるのは戸惑いと、自己嫌悪か、そう書いてみただけで、実質はなにもともなわない、それでもいい、さて、思い出すことはあるか、黄緑色のふうせ…

書くということ

書かなければ、なかったことになる、それはほんとうか、なかったから、あったということではないか、書くということが、わからないことから始まる、そしてその先を見つめる、それも消えてしまうのか、消えてなくならないはずだ、なぜなら、書くということは…

ねむり

ねむりがおとずれようとしている、またあのころのゆめをみるのだろう、そしてめをさましたとき、そのゆめをわすれているだろう、ゆめをみるのはぼくなのに、ゆめをみていないというぼくがいる、そのふたつのせつぞくてんにふれようとする、しかしそこにはな…

疲れ果てた目で、これから何をのぞもうか、植物が目に映る、かすかに風に揺れている、やはり深部へ、触れようとしている、それでも途中の体で、気が触れそうでおそれながら、目をつむることにしよう、何も見ないということか、いいや体の奥底からあふれ出す…

境地

かつての境地に思いをはせる、しかしもう手元にはない、体の奥にはあるかもしれない、それをいまは取り出そうとは思わない、取り出すことができるかどうかは分からない、いまはいまの境地を築こうとしている、何もなさを展開するとどういうことが起きるのか…

手から花が咲いた、ということは手の中に根があるということだ、手の中を根が絡みついている。白く清く咲く花よりも、そのことが気になる。根はどんどん伸び絡まり、腕を通って肩から心臓まで伸びるだろう、だってそうだろう、花はますます清く咲くし、手の…