2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

誰にでも会いに行けるようになりたい。電話ができるようになりたい。本を読み耽られるようになりたい。一日中小説を書けるようになりたい。一人になれるようになりたい。人のためになりたい。

人のために

人のためになるだけの力が今のぼくにはあるのか。ぼくは無理をしていないか。

「もう一人のわたし」と「わたし」

「もう一人のわたし」による「わたし」への介入によって、「もう一人のわたし」が「わたし」に打って変わることはあるだろうか。その場合、どのような介入が必要だろう。現状の圧倒的な自覚か。「もう一人のわたし」の圧倒的な自覚が、「わたし」と一致した…

「わたし」と「もう一人のわたし」

「わたし」と「もう一人のわたし」を区別して考えなければいけない。病むのは「わたし」だ、「もう一人のわたし」ではない。「もう一人のわたし」が、「わたし」を分析することが出来る。「もう一人のわたし」が、「わたし」を助けることができる。でも、ど…

だめだね

だめだね、ぜんぜん、ぼくは。むかしのようにはなれないね。でもしかたない、それがいまのぼくのげんかいなんだから。そんなことをかんがえていると、しにたくなる。しんでしまいたい。もちろんしんだりしない。ぼくはたすけたいとおもっている、ほんとうは…

自分を壊してでも

ぼくは自分を壊してでもあなたのためになりたい。

やさしい君へ

やさしい君へ どんなことがあってもそばにいてくれる、わたしを見守ってくれる、ぼくにとってそれは力だ。あたたかくてやわらかい。でもしっかりとしていてぼくを離したりしない。わたしが最悪な状態になったときに、回復を手助けしてくれるのは君だ。ぼくは…

安心して、目をつむって。

気がかりなことがあっても、音に導かれて、眠ることが大切だ。きっとやさしい夢を見るだろうから、安心して、目をつむって。好きだった人たちが、やわらかく包んでくれる。大丈夫。おやすみなさい。

調子が悪い理由

ぼくはなぜ調子が悪いのか、その理由を解き明かしたい。その鍵となるのは、自分が書いた小説にあると思う。小説には、ぼく自身の問題が無意識のうちにあらわれる。だから、批評的なまなざしで読み返す必要がある。

晒されながら書くということ

晒されながら書くということに、我慢がならない、反応があることに謙虚になる、可能性だけを求めて、実情はいらない、だから多かったものを少なくする、すると書き方が最初の頃へと戻ってゆく、それでいい、それがいい、だから君たちはいらないよ。

知っているんだ

知っているんだ、ぼくが八十になってよぼよぼで死にかけているところを。

今のぼくのこの状態を

今のぼくのこの状態を言葉であらわすことはできるだろうか。たった一人であるはずのぼくの中に、他の無数のぼくが入ろうとしている、ぼくは抵抗するために横になって目をつむる、すると体から無数のぼくが離れてゆく、それを繰り返している。ぼくは眠ってい…

『カラマーゾフの兄弟』と『エックハルト説教集』

何も書くことがない気がするが、書いてみることにする、ぼくはいまドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読んでいる。上巻の半分を超えた辺りだ。『カラマーゾフの兄弟』には文体というよりも思考そのものが裸になって放り出されているので、思考する…

『カラマーゾフの兄弟』

毎日何千字と小説を書いている。今書いているのは未熟なものだ、体の奥底に埋もれた人物たちの関わり合いを体から出し切るために、それがどんなに粗雑であっても、支離滅裂で破綻しようとも、溢れるままに書き続けている。 今読んでいるのは主にドストエフス…