眠る前のひととき、それが今日も訪れた、また誤解がなければいいが、何はともあれ知ることは少ない、思えばいつもそうだった、木がのこぎりで切られる音がする、目を逸らそうとしても結局見えるものはそこにある、ぼくはなにを書いているだろう、なにも求めていないだろう、そうして目をつむる、この書き方に油断して、気がふれないように気をつけること。