また眠気がやってくる、いつものことだ、夢を見る、その夢はあなたたちとつながり、時間となる、それにしても、こういつも襲われるようじゃ、いけない、抵抗することはできるか、抵抗したところで何になろう、手足はまだ動く、食べ物は食べた、錯乱した文章が、友達になろうとする、ふざけるな、いやふざけているのはあなたたちの方だ、ぼくは布団に潜っている、海に浸水するように、さてこれから何が、始まるだろう、何ができるだろう、もう眠りはすぐそばまで来ているというのに、ぼくは立ち上がるべきであるだろうか、試しに立ち上がってみる、ほら、ほら、でも立ち上がっていないのだ、言葉はすでに拍動を求めている、文が去来する言葉たちを見逃している、そして目をつむる、もう何も見えない、いやぼくはたった今起き上がってみたところだ、何度も打ち間違えをする、いつまで続くだろうか、なにかが出来ると信じていた、でも何も出来なかった、今日のところは、さようなら、またね。