手が腐ってゆく、その手でひかりに触れる、あたたかい、でもつめたくもある、その手できみに触れる、きみは微笑んでぼくの手を取り、口づけをする、ぼくの手は落ちてしまった、体から、そしてぼくの内部が漏れ出してゆく、やがてそれは氾濫になり、とめどな…
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