ちいさくてきれいで、まるくてつるつるしている。それをてにとって、くちにふくむときもちいい。そらがはれわたっている、くもがちぎれてきえそうになっている、そのままぼくのちからがぬけてゆく。からだがなくなってゆくきがする。きじゃない、からだがな…
ざらついた感触のただ中で、きみが血を吐き出している、その通りのままに、血は流れてゆく、きれいなものや汚いものを通して。そして栄光が開かれる、万物は流転しながら、時計じかけのオレンジさながらに、蛍光色が散りばめられて。竜王は語る、アソファキ…
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