対話

おはよう。

「9」は、一日で読むようなものではなかったよ。この書き手がおそらく一ヶ月くらいかけているものを、言葉上の理解だけではなく自分のものとして一日で読むには考えることが多すぎる。三分の二を読んだところで、飽和状態になった。

写真を撮るようになってから半年以上が経つが、植物だけを撮っていたのが、物になり、植物や物の集まりになり、その集まりが含まれた景色になり、今は線や立方体が表すものを考えている。

写真にとって重要なのが見ることなのは分かることだが、小説にとってもそうであるとは、写真を撮ることとの比較あるいは重ね合わせがなければ、むずかしかったかもしれない。

サッカーで、一対一の練習のとき、攻撃のボールを守備が取ることができるのは、攻撃の、ボールの捉え方の隙を守備が捉えることができたから。攻撃が守備を抜くことができるのは・・・以下略。

君に向けるつもりだったのに、忘れないでおこうことをここに書いてしまった。
哲学のつまらなさを自覚するよ。