僕はすごい力を持っていて、ゲームのラスボスみたいないやつ(巨大な闇色の人だまみたいの)が地球を襲ってきていて次々に人が死んでいき、テロだ、と僕は思い、だが僕を狙うことはなく、なのであんまり仲良くのない同級生とかたぶん付き合いのない近所の人とかそういう微妙な人間関係の人たちに「みんな僕の周りにいれば大丈夫だよ!」

 僕は部屋にいた。すると部屋の大き目の窓から見える向かいの家の窓のところにこわいほど背の高い白い人みたいな人(変なモデルみたいな感じ)と横に短足な太ったそのへんにいる女性(この女性は昨日自転車で出かけているときに男女でランニングしていたその女性だと思う)(忘れるといけないので次々に書いていく)その背の高すぎる人がこっちをまっすぐずっと見ていて、僕は見られているのがうれしく、見られていることに気づかないふりをしながら意識している。そしてその人がこっちに来て足元の散らかっている部屋のあちこちを見ながら「だめだねえ」とかなんとか言った。その時僕は力を得たのだ。

 ずっと昔に遊びに行ってた公園や一度だけ行ったことのある景色とか、そういう感じのところで人たちが逃げていた。

 僕は友人と、マッサージをしてもらうためにツタヤにいて、でもすぐにトイレに行きたくなるのが当たり前で、しょんべんは出続けるので、なにかで隠しながらしょんべんをしながらマッサージをしてもらうのだが(マッサージ師も当たり前のことのように受け入れている)、その途中でスーパーに行ったりして、ちょっとトイレに行ってしょんべんをしてみるとこっちの方が気も実際的にも楽だということになり、僕は友人に「こっちの方が楽だね」と笑わせるために言うと友人はこれまでそんな風に笑ったことのない笑い方をして、そんな笑うかあと驚いた。

 ラスボスは横長の四角い空間に僕たちを追い詰めた。真っ黒い空間の角。大丈夫、僕をあいつは攻撃しないから、と思っていたが、さっきまでの大きな攻撃ではなく、いくつものビームみたいなのをじりじりビーっと出して、それで僕の周りにいる人たちを倒していった。どうしようと思ったが、こっちから攻撃すればいいんだ、と思い、力をえているのでものすごい攻撃を相手にくらわす。僕はいつのまにか星のカービィーのメタナイトのキャラクターで(もちろんそのことに違和感はなく)相手を倒すと、空間の中央の地面にいたメタナイトは空間の中央に浮かび上がり、剣を上にかざしいくつかの相手を切り倒すみたいなアクションの後まず1つ分身が、続けてもう1つ分身が生まれ、(分身というより実体なのか)一番上のメタナイトが僕ということになっているらしく、究極的なラスボスのいる場所まで行く。ここもそこも宇宙っぽい。そこには美輪明宏がいる。

 スーパーの一角のたしか鮮魚コーナーのところに小さなテーブルと椅子があり、あまり仲良くなかったが仲良くしなさいと言われていた小学校の同級生と、けっこう一緒のクラスだったけど全然タイプが違って仲良くなりようがなかった和田が座っていて、テレビが割と和田の方を向いていて、「どうなんだよ」みたいな話になっている。僕は「この件のことはぜんぶ俺のおかげなんだぜ」と信じてもらえるとは思っていないので冗談めかしてはいるが自慢げに言うと和田は嘘だあというがもう片方のTくんは「いやいや本当なんだと思う」テレビ画面には僕の戦いが映っている。「ほらね」

 疲れた。