一週間ぶりの更新。

 やる気がない。薬を飲んでいる。何もしていない。寝て起きて食べて寝てを繰り返している。24歳になって一月が経とうとしている。時間の感覚がない。明日でこの状態になって四ヶ月が経つ。四ヶ月。あまりにも長く、短かった。冬の後半と、春の前半。もう春も終わりかもしれない。今日、犬を外へ連れ出したとき、空気は夏の暑さだった。季節の変わり目のなつかしさの混じった夕方。(今、飴を舐めながら書いていたが、誤って飲み込んでしまった)
 明日は、衣替えをしよう。夏服を洗って、乾かして、それを着て、歩きに行こう。季節が、状態を変える。今のぼくに出来ることは、気分を一新すること。部屋も、変えよう。その前に、絵を、詩を、小説を書こう。
 もし、今、薬をやめたら、次の日には、嵐がやってくる。おそらくそうだろう。その嵐になんとか抵抗しようと、絵や詩や小説を書くだろう。嵐がなければ船舵が取れない。嵐があればあるほど、見たこともない場所に辿り着くことができる。嵐。狂気ともいう。だが、今のぼくには、狂気に抗う体力がない。四ヶ月もの間、ほとんど外へ出ていない。運動をしていない。体は、強くないだろう。去年の四月頃から十二月下旬までの、八ヶ月もの闘いを、ぼくは取り戻したい。ぼくはまた闘う体を持つ。呼吸法が、重要である。何かが、切り替わるだろう。取り戻すこと。地獄のような四ヶ月の深度をもって。その時、ぼくは薬をやめるだろう。