じりじりと削れてゆく、意図的な拝借を無視して、そこで行われているのは隠微な結合だ、魚や鳥が混ざり合う、出会いは少ない、だが未来を保証できるわけでもない、発散ができればいい、無理心中する必要もない、生きた証が欲しいだけだ、でもそれは無駄なことであった、確かに人は人と触れ合う、しかし出来事はそう簡単ではない、明らかなことはぼくがきみを支配しているということだ、なんの誇張もなしに、そして開かれるものがある、頭からエネルギーが出てゆく、きれいだ、きみはぼくの前からいなくなる、それでもいい、確かな結合があるだけで、それでいい。